上海では新たな感染報告は無いが、死亡症例が1例増加した
上海では新しい感染症例の報告はありませんでしたが、死亡例の報告がありました。
患者:姜(女) 83歳 退職者 上海
来歴:
4月2日に発熱・咳嗽・喀痰などが出現。楊浦区市東病院へ外来へ行き、抗感染症治療を行ったが良くならなかった。
4月7日に長海病院へ外来へ行く。発熱・咳嗽・喀痰が3日経っても治まらないため入院。
4月10日、上海疾病コントロールセンターでH7N9鳥インフルエンザウィルス核酸陽性の結果が出る。
5月10日、死亡。
5月11日17時までに、上海のヒト感染性H7N9鳥インフルエンザの確定診断累計数は33例、そのうち4例が治療中で、15例が退院し、14例が死亡した。
【新華ネット 2013-5-11 19:20】
これにより、中国全土でのヒト感染性H7N9鳥インフルエンザ確定診断症例の累計は130例(当教室調べでは、131例)、死亡者累計数33例となっております。