H7N9鳥インフルエンザ  information
新潟大学国際保健学教室では、H7N9の様々な情報のrumor surveillanceを行っております。
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ヒト感染性H7N9鳥インフルエンザ135例目の状況

広東省恵州市での初めてのヒト感染性H7N9鳥インエンザ症例について、13日午後12時に広東省での最初の症例となった陳さんと接触のあった36人について現在のところ異常は無く、8月16日には医学的観察措置が解除されると報道があった。

また、陳さんの医療費用は医療保険や救済基金の援助が得られることも分かった。

 

現在、患者の陳さん(女性、51歳)は広州医科大学付属第一病院で治療を受けており、中国工程院院士の鐘南山医師が診断をしている。患者は今の所、呼吸器を使用しており、意識は明瞭で、各臓器の機能も正常であるが非常に危険な状態である。

 

患者の子供が8月9日の晩に発熱があったが、翌日の早朝には体温が正常に戻り、実験室検査でも正常であった。患者の子供を含む陳さんと接触のあった36名の接触者については医学的観察措置におかれているが、8月16日には解除される予定である。

 

恵州市政府は医療保険、医療救済制度、臨時生活救済制度の3つの制度を申請し、患者の治療費問題を解決するように働きかけている。恵州博羅県の責任者は8月12日の午後に患者の家族宅を訪問し、3万元(約40万円)の生活援助費を渡した。

 

恵州の主要な養鶏場の2034羽、その他の養鶏場392箇所の657万羽強とその他の家畜247万頭を検査したところ、現在までではH7N9鳥インフルエンザウイルスは検出されていない。

                  【2013-8-13 19:34 中国新聞ネット

                  【2013-8-13 6:38 羊城夕刊】  

                  【2013-8-12 2:58     金羊ネット】  

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