H7N9鳥インフルエンザ  information
新潟大学国際保健学教室では、H7N9の様々な情報のrumor surveillanceを行っております。
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ヒト感染性H7N9鳥インフルエンザワクチン 日本国内での開発に着手

Yahoo ニュースにヒト感染性H7N9鳥インフルエンザのワクチン開発に日本が前向きに検討しているというトピックが取り上げられていました。

 

<鳥インフル>H7N9型ワクチン開発に着手へ

毎日新聞 9月2日(月)10時39分配信

 

厚生労働省は2日、中国で感染が拡大した鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)のワクチン開発に着手する方針を固めた。H7N9型が、人から人に容易に感染する新型インフルエンザへ変異することに備え、メーカーに開発を依頼する。試験的に少量を製造してもらい、年明けから動物を使った試験を実施。早ければ来年度から生産できるよう準備を進める。

 ワクチン製造に向け厚労省の国立感染症研究所は6月、英国からワクチン製造に用いるウイルスの株を輸入。7月には感染研もワクチン用の株を独自に開発した。

 厚労省は8月下旬、国内メーカーに2種類の株を無償で分与。どちらの株がワクチンに適しているか検討してもらった上で製造を始めてもらう。H7型はワクチンを接種しても免疫ができにくいとの報告もあり、動物試験に時間がかかる可能性もある。現在、ワクチンの大量生産や備蓄について計画を公表している国はない。

 H7N9型を巡っては、中国東部を中心に3月から感染者が増え、台湾を含め135人の感染者を確認。うち44人が死亡した。6月以降の感染者は2人だけで、日本で感染者は確認されていない。容易に人から人に感染した事例も見つかっていない。

                           【ヤフーニュース

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