H7N9鳥インフルエンザ  information
新潟大学国際保健学教室では、H7N9の様々な情報のrumor surveillanceを行っております。
ALL JAPANで備える」の信条の下、当ブログを通じて皆様に情報がご提供できればと思います

ヒト感染性H7N9鳥インフルエンザ感染者最新情報

中国浙江省で10月15日でヒト感染性H7N9鳥インフルエンザの発症者が再び出現したという報道がありましたが、23日にも新たな感染者が同じく浙江省で報告されました。

10月以来2人目の感染者となります。

 

患者:陳さん (男)  67歳 農家 嘉興市秀洲区

来歴:10月16日発病し、嘉興の病院で治療中。

   浙江省疾病コントロールセンターにて再検査を行ったところ、この患者からヒト

   感染性H7N9鳥インフルエンザウイルス核酸が陽性となった。

   臨床症状と実験室結果、疫学的見地から確定診断され、23日に浙江省衛生庁へ報

   告された。

   現在のところ、病状は重くICUにて治療を受けている。

 

               【中央テレビ新聞ネット 2013.10.23 18:20】

 

                         H7N9禽流感

 

 

しばらく感染者報告が無かったヒト感染性H7N9鳥インフルエンザですが、10月に入って2名の報告がありました。

気温が下がってきており、またwet-marketの封鎖が解かれ、生きた家禽の流通が回復したためだと考えられます。

中国での生活スタイルと違って、日本では生きた家禽と直接触れ合うような場面が無いので日本での感染報告はまずないと思われますが、手洗い・うがいなどの予防策はこれからの季節、大切になってきます。

 

 

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