香港でのH7N9鳥インフルエンザ症例についての追記
11月21日に発症したインドネシア人の女性(36歳)の症例について確定診断までに3回、ウイルス検出のための試験を行っていたことが分かりました。
食物衛生局局長の高永文によれば、この患者に対して行った初回と2回目の測定ではA/H7N9ウイルスは検出されず検査結果は陰性であったと発表した。
3回目の試験で、やっと陽性となり確定診断されたということであった。
胸部X線で肺に陰影を認めているという。
10月に感染した広東省の男児は、付近に養鶏場があり、その養鶏場から香港へ鶏が出荷されているそうです。香港政府はこの養鶏場からの生きた家禽が流入することに対して停止処分などをしておりません。香港大学の生物学系講座教授の袁国勇は「早急に鶏の流入を禁止しなければならない」と注意を促しています。