report.10 山東、江西、広東省の市場の家禽からH7N9鳥インフルエンザウィルス陽性
農業部新聞班が5月5日に発表した内容によると、国家鳥インフルエンザ参考実験室から山東から採取された412件のサンプルから3件の家禽類からH7N9ウィルス陽性の報告があったとしている。いずれも山東棗荘市市中区幸福路市場から来たものである。
江西省動物疾病予防コントロールセンターから送られてきた4つの偽陽性があったサンプルを国家鳥インフルエンザ参考実験室で再検査したところ、1件が陽性となった。このサンプルは江西省南昌県向塘鎮のある経営店から来た鷄である。
広東省動物疫病予防コントロールセンターに送られた1件の偽陽性サンプルが国家鳥インフルエンザ参考実験室で再検査されたところ、H7N9鳥インフルエンザ陽性であった。サンプルは広東省莞市東城三鳥批発市場の鷄である。
遺伝子シークエンス分析により、以上の全ての分離株と4月4日に鳩から分離されたH7N9鳥インフルエンザウィルスは高い確率で同源であることが分かった。
農業部は山東省、江西省、広東省に農業部の≪動物H7N9鳥インフルエンザ応急処置ガイドライン≫に基づいて処置するように要求した。同時に、H7N9鳥インフルエンザの監視作業を強化し、予防措置に穴が無いようにするべきだとした。
現在までに、国家鳥インフルエンザ参考実験室では全部で51件のサンプルにH7N9鳥インフルエンザウィルス陽性が出ている。
【中華人民共和国農業部 2013-5-5 17:10】