ヒト感染性H7N9鳥インフルエンザ 広東省の第1症例目 ICUから普通病棟へ
広州医科大学第一付属病院は、広東省の第1症例が病状が安定し、ICUから普通病棟へ移動したと発表した。
広東省の第1症例目の方の病状が安定したという報道でした。
現在までにヒト感染性H7N9鳥インフルエンザ134例の確定診断のうち45例が亡くなっており、致死率は34%となっております。
これから気温が下がってきますが、これにより再び新たな感染者が出るようなことになれば少し厄介なことになってくるかもしれません。
中国では、今回のアウトブレイクを受けて確定診断症例の患者に対し、特別に医療費を支援するという動きが見られます。
しかし、この報道の中でも医療費が支援できる範囲を超過してしまっていると報告があり、今後の課題となっています。
中国では日本の様に、国民皆保険といった制度が確立されておりませんので、今後新たな感染者が発症した時、受診や治療が遅れることが考えられます。
また、医療費目当てに偽物も出てくる可能性があるので政府関係もかなり困惑しているようです。